基本は前回の「赤いくつ」と同じ要領です。

腕にするための針金を巻き付けます。
今回はフラワー用ワイヤーの26番を2本撚りあわせてから使いました。
これはちょっとした試みなので、普通に24番を使っていただいてもOKです。

ウエストから上の胴体をおおざっぱに羊毛を巻いて形を作ります。
腕の針金の位置を固定する意味もあります。

巻いた羊毛をちょっと押し上げて、ウエスト部分の針金に錘を巻き付けます。
この錘は釣り用の板錘で、素材は鉛です。
水に直接接触がない限りは、この錘を使うのが一番扱いが良いと思います。
羊毛はとても軽いのが良いのですが、立ち人形にする場合はそれが弱点になります。
立たせるためにはある程度重みがないと安定しないので、適度に関節部分などに錘を入れます。

もう一本足用のワイヤーを足して、だいたい5頭身ぐらいを目安にワイヤーを切ります。
足の甲にもワイヤーが入るので、長めに切って下さい。

股関節の部分にも小さく切った錘を巻き付けます。
錘はほんの小さいものでかまいません。
ポイントはなるべく小さい面積にすることです。
錘をつけたところにはまったくニードルが入らなくなるので
その部分は形をつくることが難しくなるからです。
錘を入れるポイントはまだまだ試行錯誤しているところです。
股関節ではなく、膝でもよかったかな?とも思います。
二の腕の部分に羊毛をまきつけます。
手を別に作ります。指を一本ずつ作るのではなく、小さな塊から少し羊毛を引っぱって
指を5本作り、それをまとめた方が楽に作ることができます。

針金は2本撚ったうちの1本を手首の所で切って、一本を手の甲のところで輪にします。
輪にしたところに作った手をニードルで取り付けます。

手首から上に羊毛を巻きます。
肘やその裏などの関節の強弱を考えながら、ニードルで形を作っていきます。

この女の子は白いタイツをはいているようなので、タイツ用の布を作ります。
シルクガーゼにごく薄く羊毛を敷いて、石鹸水をかけます。
メリノなどの柔らかく細い繊維をお薦めします。
ビニール手袋もしくはビニール袋に手を入れて、充分に泡を立てながらゴシゴシこすります。
私は2割弱ぐらい縮んだところで手を止めています。

出来上がり。とっても柔らかです。

足を作ります。
足首の所にも錘を入れます。
膝上のスカートなので、足はよく見える所です。
ももやふくらはぎ、膝などのラインを充分想定しながら形にしていきます。

足首までとりあえず形にしてみました。
まだまだ仕上がりには遠いです。


それにしても「村山知義」とは、シブイ!村山氏のイラストレーションにみせられて古本屋さんで「近代戯曲集」を買っちゃったわたくしでした。好きだなあ、この雰囲気。
作品製作の続き、楽しみにしています。
ちなみにペレンデールのある鎌倉に住んでいます。江ノ電、乗りにきてくださいね。
確かに村山センセは渋いですね(笑)。
戯曲集にもイラストが載っているの?じゃあ見なくちゃ!
人形は昨日仕上がったのですが、更新はなかなか〜。
気長にみてくださいね。
江ノ電は、リモコンのおもちゃ買ったぐらい好きです!
観光的鎌倉は良くなかったので、ぜひオススメを教えてください。